クロムコランダム

クロムコランダム:
主な鉱物組成はα-Al2O3-Cr2O3固溶体です。
二次鉱物組成は少量の複合スピネル (または複合スピネルなし) で、酸化クロムの含有量は 1% ～ 30% です。
溶融鋳造クロムコランダムれんがと焼結クロムコランダムれんがの2種類があります。
一般に、クロムコランダム煉瓦とは、焼結したクロムコランダム煉瓦を指します。α-Al2O3を原料とし、酸化クロム粉末とクロムコランダムクリンカー粉末を適量加え、成形し、高温で焼成します。焼結クロム硬質レンガの酸化クロム含有量は、一般に溶融鋳造クロムコランダムレンガよりも低くなります。泥鋳造法によっても作製することができる。α-Al2O3粉末と酸化クロム粉末を均一に混合し、脱ガム剤と有機バインダーを加えて濃厚な泥を作ります。同時に、クロムコランダムクリンカーを添加し、グラウト法でレンガビレットを作成し、焼成します。ガラス窯のライニング、絞りガラス流通孔のカバーレンガ、溶銑前処理装置、廃棄物焼却炉、石炭水スラリー加圧ガス化炉などのバッキングとして使用できます。